
楽天・全世界株式〈除く米国〉 vs SBI・V・先進国株式〈除く米国〉──投資対象・コスト・リターンを丸ごと比較
投稿日: 2025年06月19日
1 │ この記事の要点
- 楽天VXUS は 米国を除く全世界(先進国+新興国) に投資。
- SBI V先進国 は 米国を除く先進国 のみを対象。
- コストは SBIの年0.0638%+ETF0.05%≒0.11% が優勢、楽天は 年0.132%+ETF0.07%≒0.20%。
- 1年リターンは SBI +3.9%、楽天 +3.7% と僅差。
- 銘柄数は 楽天 約8,563、SBI 約3,852。
- 両ファンドとも 新NISA のつみたて投資枠で購入可能。
2 │ 投資対象の違い
| 項目 | 楽天・全世界株式〈除米〉 | SBI・V・先進国株式〈除米〉 |
|---|---|---|
| 地域カバー | 先進国 + 新興国(米国除く) | 先進国のみ(米国除く) |
| 国別上位 | 日本15.7%、英国9.3%、中国8.3% ほか | 日本22%、英国12%、カナダ10% ほか |
| 主な上位銘柄 | TSMC、テンセント、SAP など | SAP、ネスレ、ASML、トヨタなど |
| 銘柄数 | 約8,563 | 約3,852 |
| ベンチマーク | FTSE グローバル・オールキャップ〈除米〉指数 | FTSE 先進国オールキャップ〈除米〉指数 |
ポイント
- 楽天は中国・インドなど新興国も含み「世界98%」をカバー。
- SBIは新興国を除外する分、欧州と日本の比率が高め。
3 │ コスト比較
| コスト項目 | 楽天VXUS | SBI V先進国 |
|---|---|---|
| 信託報酬(税込) | 0.132% | 0.0638% |
| 投資対象 ETF 経費率 | 約0.07%(VXUS 等) | 約0.05%(VEA) |
| 実質年間コスト | 約0.20% | 約0.11% |
4 │ パフォーマンス&リスク(2025年5月末時点)
| 指標 | 楽天VXUS | SBI V先進国 |
|---|---|---|
| 1か月騰落 | +5.9% | +5.7% |
| 1年騰落 | +3.7% | +3.9% |
| 設定来騰落 | +49.5%(22/12~) | +31.0%(23/6~) |
| 標準偏差(1年)* | 10%前後 | 9%前後 |
* 月次レポートの価格変動幅から試算。正式なリスク指標は今後の運用報告書を待つ必要があります。
5 │ NISA対応
| 制度 | 楽天VXUS | SBI V先進国 |
|---|---|---|
| 新NISAつみたて投資枠 | ○ | ○ |
| 成長投資枠 | ○ | ○ |
両ファンドとも 購入手数料ゼロ・分配金なし の「積立向け」仕様。NISA口座に入れれば運用益が丸ごと非課税になります。
6 │ どちらを選ぶ?——判断フロー
「新興国も含めて世界に広く投資したい」→ 楽天VXUS
- 新興国リスクを取る見返りに成長余地を取り込みたい人向け。
「先進国だけで十分。コストを最重視」→ SBI V先進国
- 低コスト・シンプルな国際分散を重視する人向け。
既に米国株インデックスを保有している場合
- 米国部分はすでに別ファンドで持っているなら、米国除く サテライトとして SBI V先進国 を組み合わせると重複が少ない。
7 │ まとめ
- 投資対象の広さ:楽天VXUS(新興国入り) > SBI V先進国
- コスト:SBI V先進国(約0.11%) < 楽天VXUS(約0.20%)
- 直近リターン:ほぼ互角。今後は新興国の成長・欧州/日本の景気動向で差が開く可能性。
- NISA適格:両方OK。長期積立派はコスト差 or 新興国の有無で選ぶと◎。
資産配分全体の中で「米国をどこまで組み入れるか」が分かれ目になります。ご自身のポートフォリオと長期目標に合わせて使い分けてみてください。
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