
日銀は国債の買い入れをいつ辞めたのか?実は「停止していない」金融政策の現在地
投稿日: 2026年01月20日
結論(要点)
- 日銀は国債の買い入れを「完全にやめた日」は存在しない
- 2024年に異次元金融緩和は終了したが、国債買い入れ自体は継続中
- 現在は段階的に買い入れ額を減らす(QT:量的引き締め)局面
よくある誤解
「日銀はもう国債を買っていない」という表現は事実として正確ではない。
正しくは、
買い入れ規模を大幅に縮小しているが、ゼロにはなっていない
という状態。
時系列で整理
① 異次元金融緩和の終了(2024年3月)
- マイナス金利政策を解除
- YCC(イールドカーブ・コントロール)を終了
- 無制限・大量の国債買い入れ体制を終了
👉 「大規模買い入れ時代の終わり」
② 国債買い入れの減額開始(2024年7月)
- 金融政策決定会合で長期国債の買い入れ額を段階的に減らす方針を決定
- いわゆる QT(Quantitative Tightening) に本格移行
③ 2025年以降
- 国債買い入れは継続
- ただし毎月の買い入れ額は縮小
- 市場への影響を見ながら減額ペースを調整
重要なポイント
- 「辞めた」のではなく「減らしている」
- 日銀自身も「市場の安定に配慮しつつ継続」と明言
- 完全停止は現時点で公式に決定されていない
まとめ
- ❌「日銀が国債買い入れをやめた日」→ 存在しない
- ✅ 正確な表現
「2024年に異次元緩和は終了し、その後は国債買い入れを段階的に縮小している」




