
日本のアメリカ国債と受け取る利子の仕組み
投稿日: 2025年04月13日
はじめに
日本はアメリカ国債(アメリカが発行する借金の証書)をたくさん保有しています。国債を持つと、毎年決まった金額の利子(お金)が受け取れます。この記事では、2019年から最新の年までの日本のアメリカ国債の保有額と、そこから得られる利子の金額の推移を、できるだけ分かりやすく解説します。
1. アメリカ国債の保有額の変化
日本が保有しているアメリカ国債の金額は、年によって変動します。以下は概ねの数字です。
- 2019年: 約1.16兆ドル
- 2020年: 約1.20兆ドル
- 2021年: 約1.30兆ドル(ピーク付近)
- 2022年: 約1.08兆ドル(急激に減少)
- 2023年: 約1.14兆ドル
- 2024年: 約1.06兆ドル(最新の推計)
ポイント
- 国債の保有額は、国内外の経済状況や金利、為替の動きによって変わります。
2. 受け取る利子の推定金額
アメリカ国債から得られる利子の額は、「保有している国債の総額」と「国債の利回り」(受け取るお金の割合)で決まります。ここでは、各年の平均的な利回りを使って、利子収入を計算しています。実際には、国債の種類や償還タイミングなどで多少数字は異なりますが、以下は大まかな目安です(単位は「億ドル」)。
- 2019年: 約250億ドル
- 2020年: 約110億ドル
- 2021年: 約190億ドル
- 2022年: 約320億ドル
- 2023年: 約450億ドル
- 2024年: 約450億ドル前後
※ 例えば、2020年は金利が低かったため利子収入も少なく、近年の利上昇で2022年以降は大きく増えています。
3. 利子収入を日本円に直すと
ここでは、1ドル=約130円で換算した場合の日本円換算額を示します。
| 年度 | 利子収入(億ドル) | 日本円換算(計算例) |
|---|---|---|
| 2019年 | 250 | 250 × 130億円 = 約32,500億円(約3.25兆円) |
| 2020年 | 110 | 110 × 130億円 = 約14,300億円(約1.43兆円) |
| 2021年 | 190 | 190 × 130億円 = 約24,700億円(約2.47兆円) |
| 2022年 | 320 | 320 × 130億円 = 約41,600億円(約4.16兆円) |
| 2023年 | 450 | 450 × 130億円 = 約58,500億円(約5.85兆円) |
| 2024年 | 450 | 450 × 130億円 = 約58,500億円(約5.85兆円) |
例として、2023年の場合:
450億ドル × 130円 = 58,500億円、つまり約5.85兆円となります。
4. まとめ
- 保有額の変動: 日本のアメリカ国債の保有額は、2019年から2021年にかけて増えた後、2022年に急減。その後、変動はあるものの、最新では約1.06~1.14兆ドル前後となっています。
- 利子収入の増減: 利子収入は、金利の低かった時期は少なかったが、近年の金利上昇で大きく増えています。最新の推計では、年間約450億ドル、約5.85兆円前後とされています。
- 注意点: 為替の変動や国債の性質、償還のタイミングなどで実際の数字は変わるため、常に最新の情報をチェックする必要があります。
国際経済や金融のしくみを理解する上で、こうした数字の推移はとても参考になります。今後も世界の動向に注目していくとよいでしょう。




