
SBI証券におけるNISA(つみたて投資枠)の「ボーナス月の積立設定」に関する仕様変更のポイント
投稿日: 2024年12月08日
変更概要
NISAつみたて投資枠における年間投資上限額(120万円)を踏まえ、これまで「ボーナス月の積立設定」では、銘柄ごとに120万円まで一度に設定することが可能でした。しかし、2025年1月(予定)より、既存の積立設定金額をもとに残余の投資可能額を算出し、その範囲内でのみボーナス月の追加設定ができるよう仕様が変更されます。
現行仕様(2024年まで)
- 銘柄ごとに年間120万円までの範囲内で、ボーナス月に一括で増額設定可能。
新仕様(2025年1月以降)
- 「ボーナス月に設定可能な上限額」を、「120万円-(既存の1年分の積立概算金額)」で算出。
- ボーナス月に追加できる金額は、通常積立分(年間の積立総額想定)を差し引いた残りの枠内でのみ設定可能。
積立概算金額の計算例
1年分の積立金額は、積立頻度に応じて以下のように想定回数で算出します。
- 毎日積立:1回あたりの積立額 × 247回分
- 毎週積立:1回あたりの積立額 × 52回分
- 毎月積立:1回あたりの積立額 × 12回分
※年途中で積立を開始した場合でも、上記の1年あたりの換算は変更なし。
具体例
- 4月から毎月5万円積立する場合
- 1年換算で「5万円×12回=60万円」
- 年間投資上限120万円から60万円を引いた「60万円」がボーナス月の上限となる
- 実際には4月~12月で9回積立するため、通常積立分は45万円だが、計算上の上限はあくまで12回分(60万円)を考慮し、残り60万円をボーナス設定可能額とする
2024年12月中旬の対応
- 2025年1月に年間枠(120万円)を一度に使い切るようなボーナス月設定がなされている場合、SBI証券側で一律解除。
- 対象となる顧客にはメッセージボックスやメールで通知が行われ、顧客自身で金額の見直し・再設定が必要になる。
まとめ
2025年以降、NISAつみたて投資枠の「ボーナス月の積立設定」は、単純に120万円まで自由に設定できなくなり、通常の積立金額を考慮した「残り枠」内でのみ設定が可能になります。これにより、長期・積立・分散投資の趣旨に沿った、より均等な投資スタイルを促す狙いがあると考えられます。設定を検討する場合は、年間の積立計画を見直し、必要に応じて早めに設定変更を行うことが重要です。




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