
SBI証券での米国株購入時における自動両替の方法とその活用法
投稿日: 2025年02月06日
1. 背景
SBI証券で米国株を購入する際、注文画面では「円貨決済」と「外貨決済」の2種類が選べます。
円貨決済:証券側が自動的に日本円をドルに両替して米国株の買付に充当します。
- メリット:両替の手続きが不要で、注文時に自動処理されるため、初心者にも非常に簡便です。
- デメリット:1米ドルあたり約0.25円の為替手数料(スプレッド)が上乗せされるため、取引回数や金額が大きくなるとコストがかさみます。
外貨決済:あらかじめ自分でドルに両替し、証券口座に用意したドルで取引を行います。
- メリット:為替手数料が実質無料または極めて低コスト(ネット銀行経由なら片道数銭~0銭の場合も)で済むため、トータルの取引コストを抑えられます。
- デメリット:円をドルに両替する手続きや、必要なタイミングでの資金移動が発生するため、設定・運用に若干の手間が伴います。
2. 自動で円からドルへ両替する方法
A. 円貨決済をそのまま利用する方法
証券口座に日本円を入金しておけば、米国株購入時に注文画面で「円貨決済」を選択するだけで自動的に円→ドル両替が実施されます。
- 手続きの簡便さ:注文時にシステムが自動で両替を行うため、利用者が個別に操作する必要はありません。
- 注意点:毎回約0.25円/ドルの為替手数料がかかるため、頻繁に取引する場合や取引金額が大きい場合はコスト面に注意が必要です。
B. 外貨決済+事前両替の自動化
為替コストを抑えたい場合は、事前に円をドルに両替し、外貨決済で取引を行う方法がおすすめです。以下の手順で自動化が可能です。
SBI証券のリアルタイム為替取引機能の活用
- ウェブ上で円をドルに両替する際、手数料無料のキャンペーン(または実質無料のレート)が適用される場合があります。
- 両替後、証券口座内の外貨預り金として即時反映され、米国株購入時は「外貨決済」を選択します。
住信SBIネット銀行との連携サービスの利用
SBI証券と連携している住信SBIネット銀行では、以下の自動化サービスが提供されています。- 外貨積立サービス:毎日または毎月一定額を自動でドルに両替。為替手数料が極めて低く、分散投資の効果も期待できます。
- 米ドル定期自動入金サービス:設定したスケジュールに基づき、ネット銀行のドル資金を自動的にSBI証券口座に振替。これにより、外貨決済に必要なドル資金を常に確保できます。
- 外貨即時入出金サービス:ネット銀行から証券口座への外貨振替をリアルタイムで、かつ無料で実施可能。資金移動の手間を大幅に削減できます。
定期買付サービスとの連携
- 外貨自動入金と連動して、SBI証券の米国株式やETFの定期買付サービスを設定すれば、両替から買付まで一連の流れを自動化できます。
- これにより、為替両替や振替の操作に煩わされることなく、定期的な積立投資を実現できます。
3. 利用シーンとまとめ
手間を極力省きたい場合
→ 円貨決済を利用すれば、証券口座に円を入金するだけで自動両替が行われ、直感的な操作で米国株の買付が可能です。為替手数料を抑え、コスト効率を重視する場合
→ 住信SBIネット銀行との連携による外貨積立および定期自動入金サービスを活用し、事前に低コストでドル資金を用意して外貨決済を行うのが有利です。
まとめると、SBI証券は円貨決済と外貨決済の両方の選択肢を提供しており、投資スタイルや取引規模に応じて使い分けることが可能です。初心者であれば簡便な円貨決済、為替コスト削減を狙う場合は住信SBIネット銀行を組み合わせた外貨決済の自動化が推奨されます。これにより、煩雑な両替操作を自動化し、効率的かつ実用的な米国株投資を実現できるでしょう。




