楽天証券の旧NISAで「非課税期間が終わる分だけ」投資信託を売却する手順

楽天証券の旧NISAで「非課税期間が終わる分だけ」投資信託を売却する手順

投稿日: 2025年11月20日

はじめに

2023年までの旧NISA口座(一般NISA/つみたてNISA)で投資信託を保有していると、 「非課税期間が終わる年の分だけ、きれいに売りたい」 という場面が出てきます。

しかし楽天証券には「2019年分だけ売却」といった年指定ボタンはありません。 その代わりに、

  • 取得年ごとの保有口数を確認し
  • その口数ちょうどを「一部売却(口数指定)」で注文する

ことで、非課税期間が終わる年の分だけを実質的に売却できます。

この記事では、その具体的な手順と注意点をまとめます。


旧NISAの非課税期間と「先入れ先出し」ルール

非課税期間の長さ(おさらい)

楽天証券の案内では、旧NISAの非課税期間は以下の通りです。(楽天証券)

  • 旧つみたてNISA:投資した年から最長20年(最大2042年分まで)
  • 旧一般NISA:投資した年から最長5年(最大2027年分まで)

非課税期間が終わると、その商品の残高は自動的に課税口座へ払い出され、 払い出し時点の価格が新しい取得単価になります。(楽天証券)

売却順は「先に買ったものから」

楽天証券のFAQでは、NISA口座について **「売却時には先入れ先出し法になる」**と説明されています。(楽天証券)

また、旧NISAのロールオーバー終了ページでも、 同じ銘柄を複数年保有している場合は

  • 原則として、買付日が早いものから売却する
  • 売却時に「どの年の分か」を指定する必要はない
  • 投資信託も同じ扱い

と明記されています。(楽天証券)

つまり、

「2019年分だけ売りたい」 → 2019年分の口数ぴったりを売却注文すれば、 先入れ先出しにより2019年分だけが売却される

という仕組みです。


手順① 「NISA(~2023)取得年度一覧」で年ごとの口数を確認する

まずは、どの年に何口保有しているかを確認します。

PCブラウザの場合

  1. 楽天証券にログイン
  2. 上部メニューの 「NISA」タブ をクリック
  3. NISA画面のメニューから 「保有商品」 を開く
  4. 画面左上付近にある 「NISA(~2023)取得年度一覧」 をクリック

この流れで、「NISA(~2023)取得年度一覧」画面に移動できます。 同様の導線が、複数の解説サイトで紹介されています。(NISAの達人)

スマホブラウザの場合(参考)

Yahoo!知恵袋の回答では、スマホブラウザ版の手順として、(Yahoo!ファイナンス)

  1. 左上のメニュー
  2. 「NISA」
  3. 「保有商品」
  4. 「NISA(〜2023)取得年度一覧」

と案内されています。


取得年度一覧で確認するポイント

「NISA(〜2023)取得年度一覧」画面では、

  • 銘柄ごと
  • 取得年ごと

に、保有口数や取得金額が一覧できます。(人生の回り道)

ここで、

  • 「今年 非課税期間が終わる取得年(例:2021年)」
  • その年のその投信の 保有口数

をメモしておきます。


手順② 保有商品一覧から「その口数だけ」一部売却する

次に、実際の売却注文です。

  1. 楽天証券の 「保有商品一覧(投資信託)」 画面を開く

    • NISA画面の「保有商品」から辿るか、 口座メニューの保有商品一覧からNISA預りを表示します。
  2. 売却したい投資信託の行で、「売却」ボタン をクリック

  3. 売却画面で

    • 「一部売却」を選択
    • 「口数指定」 を選ぶ
    • 手順①でメモした 「非課税期間が終わる年の口数」ちょうど を入力
  4. 目論見書等の確認 → 取引暗証番号を入力し、注文確定

これで、先入れ先出しのルールに従って、最も古い年の分から順に売却されます。(楽天証券)

例:

  • 2019年分:400,000口
  • 2020年分:300,000口

という保有状況で「400,000口」を売却すれば、 2019年分だけが売却され、2020年分はそのまま残る ことになります。(Yahoo!ファイナンス)


手順③ 非課税で売るために「受渡日」が年内に収まるか確認する

旧NISAの公式ページでは、

  • 非課税期間終了前の売却でも、受渡日が翌年になると売却される年が変わるケース
  • 旧一般NISAだけでなく、投資信託も同じ取扱い

が注意点として示されています。(楽天証券)

具体例として、楽天証券のFAQには

  • 2020年に買付した銘柄Aを、非課税期間終了年の年末に売却し
  • その受渡日が翌年になる場合

には、「古い年分が課税口座に払い出され、新しい年分が売却される」ケースが解説されています。(楽天証券)

受渡日を確認しておく

楽天証券の投信FAQでは、

  • 国内を主に運用するファンド:注文日が約定日になることが多い
  • 海外を主に運用するファンド:翌営業日が約定日になることが多い

など、約定日・受渡日はファンドによって異なると説明されています。(楽天証券)

そのため、

  1. 売却したい投信の「ファンド情報」「取引ガイド」から 約定・受渡のスケジュール を確認する
  2. 受渡日が非課税期間終了年のうち(年内)に収まるように、 余裕をもって売却注文を出す

ことが重要です。


まとめ

楽天証券の旧NISAで「非課税期間が終了する年の分だけ」投資信託を売るときは、次の3ステップです。

  1. NISA(~2023)取得年度一覧で、取得年別の保有口数を確認する

  2. 保有商品一覧から、一部売却(口数指定)でその年の口数だけ売る

    • NISA口座は先入れ先出しなので、最も古い年から順に売却される
  3. 受渡日が年内に収まるように、ファンドの約定・受渡スケジュールを確認する

画面レイアウトや文言は今後変更される可能性があります。 実際に操作する前に、必ず楽天証券の**「旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと」**ページやFAQもあわせて確認してください。(楽天証券)