FXのスワップが「木曜3倍」になる理由を徹底解説――T+2受渡しと週末調整の仕組み

FXのスワップが「木曜3倍」になる理由を徹底解説――T+2受渡しと週末調整の仕組み

投稿日: 2025年07月23日

なぜ“木曜(日本時間)に3倍”なのか?

  • FXはスポット取引慣行で受渡日がT+2(取引日の2営業日後)。(SMBC日興証券, dukascopy.jp, 外為どっとコム)
  • 水曜→木曜にポジションを持ち越すと、受渡日が金曜→月曜へ一気に3日分繰り延べ(土日が非営業日のため)。その分の金利差調整=スワップが3日分まとめて発生。(help.line-sec.co.jp, DMM FX, Forex)
  • 日本の多くの業者では、この処理結果が**木曜朝(日本時間、NYクローズ後)**に計上されるため「木曜が3倍」と表示されます。(help.line-sec.co.jp, DMM FX)

実務で押さえるポイント

  1. 祝日が絡むと“4日分”など変則になることも(通貨国の祝日で受渡日がさらに延びる)。(dukascopy.jp, DMM FX, じぶん銀行ヘルプ)
  2. ブローカーによって“金曜3倍”など例外設定あり(社内処理やCFD商品で異なるケース)。(hub.onequity.com, helpcenter.puprime.com)
  3. スワップは受け取りだけでなく支払いの場合も(高金利通貨を売っている場合など)。(じぶん銀行ヘルプ)
  4. **365日分を日割りで付与(先渡し)**するのが基本。(DMM FX, じぶん銀行ヘルプ)

ロールオーバーの流れをざっくり図解(文字で)

  1. 水曜NYクローズ後に保有

    • 受渡日予定:金曜
  2. ロールオーバーで+1営業日

    • 金曜 → 月曜(週末分2日をまとめて飛ばす)
  3. 結果:3日分の金利差を一括調整(水→木のロールオーバー時に計上) (dukascopy.jp, help.line-sec.co.jp, 外為どっとコム)

よくある疑問Q&A

Q. なぜT+2なの? A. インターバンク市場の慣行で、現物為替の受渡しは2営業日後が基本だからです。(SMBC日興証券, dukascopy.jp)

Q. 週末は取引できるのに? A. 多くのリテールFXは疑似的に週末クローズしますし、銀行間の資金受渡し業務が止まるため、受渡日を平日にまとめて処理します。(help.line-sec.co.jp, Forex)

Q. いつ付与(or 差し引き)される? A. 取引会社のルールに従いますが、NY時間17時(日本時間早朝)をまたぐロールオーバー後に計上するのが一般的です。(help.line-sec.co.jp, Forex)

まとめ

FXのスワップポイントが木曜日に3倍になるのは、為替取引の受渡しがT+2で行われ、土日が非営業日のため、水曜をまたぐポジションに週末分(2日)を含めた計3日分の金利差調整が発生するからです。祝日やブローカーの仕様で日数・曜日が変わることもあるため、自分が使う業者のスワップカレンダーを必ず確認しましょう。(dukascopy.jp, help.line-sec.co.jp, DMM FX, 外為どっとコム)